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お困り物件=アウトレット不動産?

投稿日:2018年1月20日 更新日:

訳あり物件 専門家

株式会社オージャス れいかです。

ちょっと意外に思われるかもしれませんが
不動産屋の顧客は不動産屋で不動産業者同士の取引はとても多く

美容師:歯医者:不動産屋と言われるくらい不動産業も数多く存在しますが
不動産屋は縦社会ではなく横繋がりな業界なので
それぞれに得意な分野と業者間のつながりが深い業界です。

太陽光用地をはじめ
再建築不可
借地の非訴
地主からの譲渡承諾の取得が不可能
持分売買
裁判案件
崖地
事故物件
などなど

買取業者からの問い合わせが多くあります。

今日も朝から用地ありませんか?

と問い合わせの連絡がたてつづけにありました。

そこで
「シェアハウスの売り物はありますが」
とお話しすると

「シェアハウスはやらないんですよね」と
お決まりの答えがありました。

要は融資がつかないから
シェアハウスは買い取らない

というのがほとんどの買取業者の回答です。

アメリカほどではないものの
日本もシェアハウスに住まう人が増えました。

家賃が2万円とか初期費用が1万円ぽっきりなど
安さが売りの物件も最近は増えています。

シェアハウスブームになれば不動産業の方も投資家の方も
飛びつくはずなのですが

融資がつかない
となると

利回りが良くても売却しにくい
ということになります。

売却しづらい物件は
どのように売却するのかというと

売価をもっと下げる

ということになります。

しかもシェアハウスは管理が大変です。
家賃の2割から3割で管理を請けてくれる業者がいますが
業界全体からするとごくわずかです。

心理的瑕疵があるわけでもないのに
訳あり物件=アウトレット不動産ということに住み分けされてしまう可能性が大きく
投資用で購入するには出口戦力が弱いということになります。

時代が大きく変わろうとしている時期に

お金はお金を増やす時代に向かっています。
高齢化社会に向かって自分の資産は自分で運用する
自分の老後は自力で賄う。という時代に情報が先駆けて歩き出しています。

投資したつもりの物件が

わけがある不動産になることがありませんよう皆様が生涯に通じすこやかでありますように。

~合掌~

れいか

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